2011年11月19日

Twitterと情報化社会




今更Twitterの面白さや利便性、または可能性など書かずともそれらは周知の事実だが
敢えて自分の利用方法やその理由、おこがましいが今後のTwitterのあるべき姿
或いは方向性について書いていきたいと思う。

自分はTwitterを所謂コミュニケーションツールとしては
利用していない。

正確に言えば、メッセージやフォローをして頂ければ勿論メッセージは返すが
フォロー返しはしていない。

自分の利用方法は多岐に渡るニュースアカウントをフォローし
そのタイムラインから抜粋した情報を拡散、或いは共有するためにツイートするというものだ。

今まではTwitterを情報収集のみとして利用していたが、最近mixiボイス等との連携をし
同世代の人たちに時事問題に触れてもらおうという思惑でツイートをやり始めた。

現代社会、特に若者は時事や政治に対して知識が浅い。

日本はなんと言われようと統制された社会で平和で裕福だが、それは同時に本来失ってはいけない
政治や社会に対する関心が薄れていく危険を孕んでいる。

テレビ、映画、音楽、ゲーム、ネット、漫画、雑誌、ギャンブル…。

娯楽は社会の安定があってこそ娯楽であり得る。

社会が崩壊してしまった時、それらは消滅するとは到底考えられないが
その時のそれらは娯楽ではなく"現実逃避"であることが多い。

メディアの与えた影響も大いにあるが、国民は本来メディアを監視しなければならないのである。

そしてメディアは本来、政治や社会を監視しなければならない。

バブル崩壊からの長期に渡るデフレによる不景気の影響でメディアは目先の金に目が眩み
国民の政治や社会への無関心をより煽り、増大させ
時事問題より視聴率或いは関心の高い娯楽番組を中心に力を入れた結果
崩壊しつつある現在に至る。

現在Twitterに限らず様々なソーシャルメディアや動画共有サービスで
膨大な量の情報が飛び交っている。

そしてそれらの情報は大手メディアを通さず、より純粋な情報として、より速く
ユーザーが知ることができ、且つ情報を瞬時に共有できるサービス環境が整っている。

これらのツールを操る世代の一体誰がテレビや新聞の情報に恩恵を預かるのか。




しかしマスメディアの腐敗があろうが無かろうがTwitterから受け取れる情報量は
正に神がかりといっても過言では無いであろう。

以前も申したが、普段は"夜フクロウ"というTwitter専用クライアントを愛用していて
これと"Growl"という対応ソフトをデスクトップに通知するソフトとの連携で使用している。

数秒、数十秒ごとに様々な情報が永遠とデスクトップに通知され、消えていく。

これはほぼ完璧といえる情報の在り方であると思える。

今後の在り方も含め、個人的に一つだけ言わせてもらえば、あとはどれだけ速く
手順を踏まずにツイート出来るかというところにあると思う。

望みを言わせて頂けるなら、この優れた情報共有サービスを利用した集団が
コミュニティを形成することである。

Twitterの利用者の多くは"コミュニケーションツール"として利用している。

それは勿論否定しない、元々コミュニケーションツールとして本来世に出たサービスであり
なんと言おうと人と人とが繋がりあうことは素晴らしいことであり
その機能を応用した形がここまで記してきた自分の利用方法だからである。

このモデルはいつまでも受け継がれて欲しいし、受け継がれるべきであると強く願う。




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